おかうたん

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2009年 02月 06日

「地域発観光」セミナーに行ってきてた。

昨日開催だった「地域発観光」セミナーに行ってきてました。
http://www.pref.okayama.jp/soshiki/detail.html?lif_id=28419

今回の題目は、
マーケットニーズと全国の事例による『まちづくりと地域活性』
講師は藤崎慎一さん。
観光やら地域活性やらボランティア関連で時々耳にする
「よそもの、ばかもの、わかもの」ってフレーズは
この人が言い出したことらしいです。

話の内容は「ひと」についてがメインだったと思う。

あとは、自ら考え、自ら行動し、自ら責任を負うこと。
「だったら自分でやるよ」ってな考え方。
人任せじゃないから、結果失敗しても次に活かせるよってこと。



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まず、講演題目にあるマーケットニーズに関しては、
アンケート等の結果をもとに、
正確にニーズを把握し、分析することが重要だということ。

特にその観光地についての強みと弱みがなんなのかを知ることと、
来訪者が満足している点、不満点を知ること。
まずはこれらをはっきりと理解して行動しましょうというもの。

主要な観光地の評価など、
いろいろとデータを基にした話しがありました。

例えば、
人気のツアーの形は、
1位 世界遺産巡り
2位 エコツアー
3位 健康増進ツアー
4位 アーバンツアー
といった体験型の観光ツアーが人気ですよ。

宿に寄せられるクレームは、
1位 接客態度 あいさつすらないとか…。
2位 食事 冷たい天ぷら、温かい刺身とか…。
3位 清掃・環境 前のお客さんの痕跡があるとか…。

あとはどこそこではこんな取り組みをしているとの紹介も。
長野県飯田市ではワーキングホリデーといって、
いわゆる農業体験ではなく、農業を仕事としてやってみるイベントが成功しているそうな。

「SWOT分析」という言葉もあった。
強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats)
ネット上にSWOT分析とは何かみたいなページがいろいろあるので、そちらを参考に。
http://ja.wikipedia.org/wiki/SWOT%E5%88%86%E6%9E%90

ちきんと現状を把握し、将来へと展開していくためには、
何の考えもなしに動いてみても、継続させていくことは難しいって感じっぽい。
別に「観光」に限った話しでもなく、ボーイスカウトのこともそうだと思う。

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今回の講座のメインの主題は、
特別「マーケットニーズを最重要視すべし」ってことでもなかったと思う。
肝心なこととは「ひとづくり」ってことだと思った。

観光とは街を盛り上げていくことで、結果、他地域がその面白さに飛びつく感じ。

そのためには、
地域固有の資源を知り

活かせるようにひとづくり

施設をつくって(活かして)継続性を高め

イベントで盛り上げる

それを他地域にPRする

地域の人を育て、「人を中心としたまちづくり」としての
取り組みを行なうことが大切だということでした。

あとは継続性を高めることとして、仕組みをつくること。
体験なのか、学習なのか、遊びなのかといったニーズに対して、
自分たちで考えて開発し提供するモノの流れをきちんと形成することで、
より良く相手の要求に応えることができるようになるということだそうです。

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観光業は地域が他地域に目を向ける入口ということ。
住んでる地域を知ることは、それ以外の地域を知って、
住んでる地域を更に魅力的にすること。

昭和5年に書かれた池田村(現、総社市)の今で言う郷土副読本『郷土の栞』にも
そんなことを書いてた。
知った郷土をもとに更に新しいことを学び、他所と比べる。
更に郷土について理解に努め知る。
郷土は他の大きな郷土を知る尺度である。

100年も前から結局のところ根本は変わってないみたい。

余談ですが、この『郷土の栞』という本は、
『移民』というものがテーマになっているので、
さらにスケールが大きくなって、
日本人は日本村を作らなければならない。
と考えることこそ愛郷心と思うでしょうが、
それはまた真の愛郷心とはいえません。
人間はどこに行っても住める。
住む所が己の郷土と観ずる。
「世界を郷土とせよ」

昭和21年には日本国民が1億人を突破するだろうから、
狭い日本だけでは生活が困難になるかもしれないと、
当時は南米や満州への移民を推進していたようです。

その後にどういった歴史を辿ったのかはここでは語りません。

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あと、東京ディズニーランドはリピート率が97.5%と高く、
その理由としてキャスト(従業員)のレベルだそうです。

観光地のリピート率が高いことは満足度が高いということで、
それは如何に地域の人(キャスト)が楽しんでいるかが重要で、
困っている人が喜んでくれるかが「おもてなし」だそうな。

実際の経験からすれば、行った先で人がよければ
なんでも良い記憶になるってのは実感してる。
不味いうどんでもお店の人が良ければまぁいいかなって。

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あとは、観光じゃない観光ってものも紹介があった。
定住者を増やすためだけの観光について。
土地によっては人口が少なくなってきてるので、
それを挽回しようというもの。

長野県飯田市がその例。

観光でその土地を知り、楽しんで、
交流・体験でその土地について触れ、
定住してもらおうというもの。

自分自身まだピンときてないので、
今後の宿題。

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『「食」による岡山の魅力づくりにむけて』という
新・ご当地グルメについての講座のときも、
観光ボランティアガイド入門講座のときも、
毎回、結局は「ひとづくり」ってのが重要で、
地域の活性が観光としてお客さんを喜ばせるのだと学んだ。

毎度結論は同じってことは、それだけ重要な項目なんだと思う。
「ひとづくり」があっての「まちづくり」。

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講師はロケーションジャパンって雑誌を発行してるようで、
http://chiikikassei.co.jp/Lj/
ご好意で参加者全員に前号が配られました。
ロケ地メインの観光情報誌なので、
なんかよく見る観光情報誌とは内容が違ってて面白い感じです。

上のサイトにも岡山県のロケ地のことが書いてた。
なんか嬉しい。

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新・ご当地グルメ「富良野カレー」のことも少し話しがあった。
6つのルールってのが面白いんだと紹介があった。
6つのルールってのは↓
http://curry-net.jugem.jp/?eid=267
結構基本的なことは細かい感じで、さらに各店舗の工夫が光るようなルール設定。

これは新・ご当地グルメについての講座の講師の方が関わったもので、
その講座の際には「富良野カレー」や「北見塩焼きそば」など紹介がありました。
ルールを何故作成するのか、ルール破った店舗はどうするかとか、
この講演もとても面白かった。

で、この講演で講師の方が岡山県ではコレかなっと
「岡山備前フルーツパフェ」の提案があった。

で、2009年3月20日に「フルーツパフェの街 おかやま」ってことで、
岡山県のフルーツを使ったパフェが販売されるそうです。
http://www.okayama-cci.or.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=441

ただ、これは偶然なんだと思う。
講演にあったものとは似て非なるもの。

講演であった商品のルール設定こそ、新ご当地グルメの肝なのに、
岡山パフェのルールはそんな感じじゃなかった…。

ルールの制限内でいかに店舗が楽しんでいるかを、
こちらも実際に食べに行って驚き・感動を確かめに行くという、
ワクワクする面白い部分だけが何故か無い…。

実際どうなるんじゃろうか。

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帰りしなに「岡山県観光立県戦略」の冊子を頂いてきた。
「岡山県観光立県セミナー」でもコピー用紙のものが配布されましたが、
今回はちゃんとした冊子版です。

このときのセミナーも講師の方は、
地域資源よりも人材作成が重要で、
その上に地域発の観光が成り立つのだと言ってた。

やっぱり講座の切り口は違うけれども、メインテーマは同じ。

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自分自身、最近「観光」ってものの認識が変わってきてると思う。
岡山観光検定きっかけでその土地の面白いものを見に行ってたけど、
その概念はどちらかというと観光ではなく旅行だった。

それが観光について知れば知るほど、
楽しみ方が分かってき始めて、
その土地の面白さを更に発見できるものなんじゃなぁと。

さらに別に「観光」以外のことも根本は同じなんだなぁと思う。
ボーイスカウト活動だったり、ボランティア的なことなど、
いろんなことに知識が活用できるようになると感じます。

観光ボランティアガイド入門講座で、
講師の神崎宣武さんから学んだことのひとつ。
観光とは、「国の光を観る」ことだそうな。
その土地土地で光り輝く「良いモノ」を見て回るんだから、
そりゃあ自分自身も成長するよなぁと身に染みて感じさせられます。

楽しい趣味を持ったと思う。

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会場だった岡山国際交流センターは
YOKOSO!JAPANの基地みたいで、
県内各地の観光パンフもたくさん置いてありました。

持っていなかったパンフレットを随分と回収できた。
外国語のパンフも面白そうなものをいくらか回収しました。

パッと見た感じ、意外と外国語パンフレットは
内容の表現が違うので面白い感じです。
ちょっと研究してみようと思います。
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by okayamaudon | 2009-02-06 23:01 | 岡山探検記


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