2005年 10月 18日

餘慶寺周辺に行ってきました。 その1

西大寺方向から何かしらの建物が見えていたので気になっていたのと,岡山検定の勉強のために上寺山餘慶寺に行ってきました。

--「岡山文化観光検定試験 公式参考書要点整理」/吉備人出版 70頁--

豊原北島神社の秋祭りの日だったので,にぎやかでした。

1.国の重要文化財の本堂です。
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お参りをしとこうと思って近づくと,受付おじさんに中で説明会をしてるから是非聞いてあげてくださいってことで,おじゃまします。

途中参加ぽかったですが,説明会は始まってすぐだったようです。
講師の方が最後までどなたか良く分からなかったのですが,面白い話が聞けました。

「餘慶寺は西から見る姿が一番素晴らしい。」
昔の交通手段は吉井川での高瀬舟が中心であったため,餘慶寺は西から見ることを意識して建設されているということです。

歴史的建築物を維持・保存する場合は,その建物だけではなく,周辺の景観までも維持・保存し,視覚的にトータルに考えることが重要になるそうです。

【厨子右手側から,境内に向けて。】
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【厨子】
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【内陣】
絢爛豪華です。
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脇陣には外陣との境を明確にするために,壁や天井にベンガラで赤く装飾されていたそうです。現在では色が落ちているので分かりにくいですが,よく見てみると所々にその痕跡が見受けられます。
【脇陣の染色跡】
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本堂建立時から現在に至る過程で,ところどころ改築されていたようで,その痕跡も残っています。
【増築された背後の下屋】
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写真右側が増築部分で,もともとあったものに覆いかぶさる様子が分かります。

本堂の中をあちこち触ることも出来たので,ヤリガンナの跡や,風雨による劣化の状況など,建立されて今までの時間の流れも感じ勉強ができました。

来年の説明会の目玉は,今大学と共同で内陣上部を取り囲む護摩の煙で燻されていた二十八武神の姿を,赤外線等で分析しているそうで,これの結果発表会になるそうです。
【二十八武神の一部】
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普段は閉めきっている建具も,今回はお寺さんの協力もあり,開いて頂けたそうで,本堂内から眺める境内は素晴らしいものでした。
【本堂横側から】
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来年も都合がつけば行ってみたいです。

餘慶寺だけでも大いに収穫がありました。

次回に続く…。
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by okayamaudon | 2005-10-18 01:18 | 岡山探検記


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